IMG_3465田中光栄先生著の「実践的クロマチック・ハーモニカ トレーニング・フレーズ集」を少しずつ取り組んでいます。
進めているうちに疑問が出てきたので、先月先生の所に伺った際にお聞きしてみました。

その疑問というのは、この楽譜には至る所にアクセントの指示が入っており、解説にも「アクセントは『強弱がハッキリわかる』くらいに大袈裟につけてください」と指示がありますが、(14頁)大袈裟の程度を実際に聞いて確認してみたかったのです。

結論を言うと、予想以上に”大袈裟”でした(笑)。アクセントの付かない音はゴーストノートに近いような感じでした。
ハーモニカは小さい楽器ゆえにダイナミクスがつけにくいので、常々意識した練習が必要とのこと。
これは私自身もいつも感じていたのですが、もう一つおっしゃっていたのは、アドリブフレーズなどでクロマチックハーモニカは構造上細かいフレーズを表現するのがフレーズによっては演奏しにくい楽器なので、こういったゴーストノート的な音を上手く使ってやることで表現の幅を広げることも大切とのこと。
確かに、T師匠の演奏でも、記譜しようとしたら描こうか悩むだろうなぁという音をたくみに使っておられて、それがすごく格好よかったりします。

それから、同著にはアクセントの付いた音の上にスラーが付いているのもたくさんあるのですが、これはそんなに悩む必要はなかったようです。
不要なタンギングを入れたり、必要以上に音を切ってしまったりしないで、ワンフレーズつながるように吹きましょうというような意味合いなのだそう。
(但し、生徒さんにはスケール練習などでも不要に音を切ってしまっておられる方はいらっしゃり、指摘してもなかなか直らない場合もあるので、ご自身がそうなっていないかは確認してみられるといいかと思います。)

また、この教本は全部さらえるというより、練習したいことや必要な内容を選んで練習するというものだそうです。(たしかにそうだ、、)
当教室でも、T先生のテキストの最後が終わった方や、ダイナミクスを付けることやマイナースケールを強化したい方等々へおすすめしていきたいと思っています。