ロングトーンの威力
先日の入門セッションの打ち上げで話題になっていたのですが、他の楽器の方とのセッションでは、ハーモニカでのロングトーンというのはとても魅力的に聞こえるようです。
ビブラートやベンドなどなくても、まっすぐ太い音で伸ばすだけでも、です。
それに、超絶技巧の細かいフレーズももちろんよいですが、緩急つける意味でもロングトーンというのはとても効果的です。
私自身は、密かに、困ったときのロングトーンと思っています(笑)。(ここに書いた時点ですでに密かではなくなっていますが、、)
あと、できる方は、ビブラート(腹式、ベンド、複合)や、ベンド(前、中)も効果的。
特に、複合ビブラート(腹式とベンドビブラートの合わせ技)はできる楽器が少ない(要は、ピッチの変化と音量の変化を一度にかけること)と思うので、インパクトが強いようです。
キーが限られてきますが、三度の重音(となりの穴を吹きor吸い)や、スライドレバーを高速で押すトリルなども使えます。
また、私はできませんが、タングブロックができる方はオクターブ奏法も使えます。これはキーを選ばないのですごくいいです。
そして、T教室門下のみなさんにはお馴染み?!の、11番吸いのベンドもありますね。あの、きゅわ〜んと鳴る11番吸いでできるベンドです。これは高音ということもあるので、盛り上がりたいときに小節の最初でバーンと使うのが個人的にはおすすめです。
よろしければ参考になさってみてください。