スケールの何を覚えるのか

先日記した「スケール練習を楽しく継続させるには?!」の記事に、何人かの生徒さんより「具体的に何を覚えたらいいですか?」と、ご質問をいただきました。
質問いただいたことで、このブログを生徒さんが読んでくださっていることを知った次第。本当に、ありがとうございます。

ご質問に対する回答ですが、だいたい下記の内容になるのではないでしょうか(最初は特に1と2が重要、3,4の意味がわからない場合は音楽理論を少し勉強するとよいです)。

1.各スケール(音階)の、シャープまたはフラットの付く音を覚える。(キーDなら、シャープがファとドに付く)
2.音名と穴番号を頭の中でマッチングさせる。(流れで吹かないで、今自分が何番の何をしてこの音を鳴らしているのかと言うことを常に把握する)
3.異名同音のキーを把握する。(B=C♭、F#=G♭、C#=D♭)
4.各メジャーキーの平行調を把握する。(C−Am、E♭-Cmなど)
5.最終的に、 楽譜や穴番号を見なくても吹けるようにする。(頭の中で音階を鳴らしながら吹く)

あまり焦らないで、気長に取り組むとよいかと思います。
少しずつ覚えられてくるので、ゲーム感覚で進めていっていただければと思います。

あわせて読みたい記事
「サウンドが鳴っているか」→こちら
「『ドレミ』か『タタタ』か?」→こちら

注) レッスンに通われている方は、先生のご指導の下で練習に励んでください。独学の方におかれましても、あくまで参考とし、ご自身にあった方法で練習を進めてくださいますよう、お願いいたします。


前の記事

ギター録り

次の記事

新しい習い事