本気で直す

私は長年、吹き方や持ち方などの悪い癖を直そうとしない方の気持ちがよくわからないでいました。
私自身は最初に教室で先生に気をつけるべきポイントやコツを手取り足取り教えていただき、かなり気をつけながら自宅練習もしていたので、悪い癖が付いてから直すという経験をほとんどせずに続けてくることができていました。

〜一度、しばらくレッスンをお休みしている間に、不要な喉タンギングの入る癖が付いてしまったことが昔ありましたが、T先生の「練習したらすぐ直るよ」とのお言葉通り、かなり気をつけて練習すると1ヶ月ほどで直りました。〜
 
当教室でももちろんポイントや気をつけるべき点については最初に時間をかけて説明させていただき、その後の毎回のレッスンでもチェックと声かけをしますし、他の大部分の教室でも同じだと思います。
ただ、生徒さんの側で次のレッスンまでの間についつい気をつけることを忘れていたり、その場で上手くできたからまぁいいかなと、わかってはいるけれどそのままにしてしまったりということがあるようです。
また、最初に独学で練習されていた場合なども、通学に切り替えられた時点ですでに悪い癖がついておられるといった事例もときどきあります。
(但し、力みに起因する癖などは、ご本人が努力されていても、修正まで少し時間を要するものもあるかとは思います。巻末に参考記事へのリンクあり。)

とりあえず問題なく曲が吹けているところへ、フォームなどを見直すことにより、できていたことが一時的とはいえできなくなったりしづらくなることは、ご本人にとってはこちらの想像以上に苦痛のようです。
「よほど危機感を持って一念発起しないとなかなかできないものですよ」と、今ではそれらを克服してすばらしい演奏をされる方がおっしゃっているのを以前お聞きして、とても勉強になりました。

癖の内容によっては、ある程度のところまで上達しても頭打ちになってしまうこともあるので、その方がハーモニカをどのようなスタンスで楽しまれたいのか、どういう表現や活動をされたいのかということを個々に判断し、その方にとってなるべく苦痛にならないよう、長くハーモニカを楽しんでいただけるようにお伝えしていく必要性をあらためて感じました。

こちらからのアドバイスとしましては、やはり悪い癖はつかないにこしたことはないと思います。
教室に通われている方は是非講師の先生の日頃のアドバイスをよくお聞きになり、上達を目指される方におかれましては、いつか何とかなるかな…と問題を先送りにせず、今すぐ向き合っていただければと思います。

力み解消の参考記事⇒こちら