DTMレッスンと録音環境

07月曜日に、二度目となる滋賀のY先輩宅への出張DTMレッスンに行ってきました。
主な環境は、Windows8のノートパソコン、オーディオインターフェイス(Steinberg UR22)、マイク(SHURE 58SM)というもの。
マイクでハーモニカを録音したときの音量が小さくて困っているとのことでした。
実際に状況を見せていただくと、録音されたハーモニカの音量というより、録音中にスピーカから返ってくるハーモニカの音が聞こえないということが問題だったようでした。
これは、ハーモニカトラックにあるモニタリングボタンをONにすればOKです。(画像はCubase。オレンジのアイコンがモニタリングボタンです。OFFのときはグレーです。)
ただし、録音したものを再生するときにこのモニタリングボタンがONのままですと、ソフトによるかもしれませんが、ハーモニカの音が再生されないのでOFFにした上で再生してください。

ちなみに、私はこのモニタリングボタンは必ずOFFにして録音しています。
それは、モニタリングでスピーカから返ってきた音をマイクが拾ってしまう恐れがあるからです。なので、Yさんにも、大事な録音の時はOFFにしておくことをオススメしました。
あと、もっとこだわる場合は、できればマイナスワン(カラオケ伴奏)の音はスピーカから出さずにヘッドフォンで聞くのがよいです。
これも理由は同じで、スピーカからの音をマイクが拾うからです。Yさんの場合は主に練習用の録音とのことで問題ないのですが、大切な録音の場合はマイクで拾う音は純粋にハーモニカだけの方が本当はよいです。

Yさんからのご相談のもう1点はリバーブのかかり具合でした。
これは好みもあるのですが、T一門のみなさんは基本的にリバーブは深めを好む方が多いように感じます。
マイナスワンの状態によってはハーモニカとの乖離が気になる場合もあるので、そのときはマイナスワンの方にもハーモニカと同じリバーブをうっすらとかけてあげると馴染んできます。

他にご質問にお答えしたり、設定などいくつかさせていただきました。
今回も無事解決できてホッとしました。

※出張レッスンは、知り合いの講師の方のみとさせていただいております。