オーディオIF選び(steinberg)
最近、ハーモニカの大先輩の方から電話でオーディオインターフェイスなどの機材関連のご質問をいただきました。
パソコンの新調を検討されているようですが、今まで使っていたオーディオIFやDAWソフトが、新調するパソコンのOSにどうやら対応していないということで、これらの購入も必要ということがわかりました。
当時はDAWソフトとオーディオIFを個別に購入されたようですが、今はオーディオIFにDAWソフトがバンドル(おまけ?!で付いてくる)されているものが多いので、オーディオIF選びはまずどのDAWソフトを選ぶかによって変わってくると思います。
DAWとは、パソコンのデスクトップ上で録音・打ち込みによる音楽制作・編集・ミックスダウンなどができるソフトのことですが、この方の場合録音とミックスダウンのみに使用されているようです。(私もつい最近までそのはずでしたが、、)
身近なお友だちなどにDAWソフトを使っている方や詳しい人はいないということなので私がお教えすることになり、Cubaseを検討されることになりました。
バンドル版のソフトはどのメーカも同じだとは思いますが、機能は当然のことながら制限されます。ただ、この方の用途を考えると十分の機能を備えています。
CubaseがバンドルされているURシリーズはスペック別にラインナップがかなり揃っているのですが、カラオケ相手に一人で録音するのであればUR12で十分(インプット1,アウトプット2[ステレオ1]) 、デュオで録音するかも?!という場合はUR22あたりが良いのでしょうか。
ちなみに私はUR44を使っており、いちおう4人まで同時録音、個別トラックでの編集が可能です。
ただ、ここで注意しておきたいのは、マイクへの電源供給のことです。
ダイナミックマイクだけ使うのならよいのですが、たとえばのんさんと私のデュオのように、コンデンサとダイナミックマイクの両方を使う場合は要注意です。
電源供給はコンデンサマイクの方のみオンにしておくのですが、 このオンオフのボタンがインプットの1系統に1つずつついているとは限りません。(上位機種なら話は別ですが、、)
UR44の場合、インプット1と2、3と4にそれぞれ1つずつついています。なので、のんさんとの録音時には、インプット1と3を使ってオンオフを分けるようにしています。
クロマチック・ハーモニカでクラシック系の演奏をされている方は特にご注意ください。
今回、大先輩の場合はUR12あたりで検討されるようでした。
マイクなどは全てお持ちなので、機材関係の出費は1万円ほどで済みそうでよかったです。(私のようにのめり込まない限りは、、、)