久々に中学時代のことを記そうと思います。
軟式テニス(現・ソフトテニス)部に入部したての頃、3年生にキジマセンパイという方がいらっしゃいました。
3年生は北信越大会(京都なら近畿大会ですが、当時は富山にいたので、、)まで進んでもせいぜいお盆には引退なので、キジマセンパイにお世話になったのはほんの短い期間でしたが、当時は140cmなかった小さな私を、ずいぶんとかわいがってくださいました。(その後伸びて160cmをなんとか超えたのは奇跡です、、)
私たちの代は最後5人しか残らなかったのですが、キジマセンパイの代は部員数が多く、10人を軽く超えていたと思います。(学校でイチニを争う厳しさだったので入部がそんなに多くなかったのです)
センパイはレギュラー落ちされており、いつもレギュラーや2年生のために球出しをされていました。いちおう最後にセンパイも練習に入られますが、形だけという風に見て取れました。
それでも、私が記憶している限りではほとんど休まずに引退されるまで練習に来られていて、毎日球出しをされていました。
あるとき、顧問の先生が「キジマ、こいつ(私)のフォームみてやれ!」と指示され、かごいっぱいのボールを持って二人でコート横へ。
面がスライス気味(ボールが面に当たるとき、面が少し上を向いてしまう現象)になってしまう私のフォームをつきっきりで指導してくださいました。
そのおかげだと思うのですが、スライスの癖も無事直り、上手かったり強かったりするかは微妙ですが、とりあえずフォームだけはキレイと今でも言えるはずです。

今、地元の体振(学区のサークルのようなもの)で中学生を教えたりもしています。(夫がコーチをしているので補助みたいな感じ。)
先日の練習で、フォームに難のある中学生を一人連れだしコートの横へ。彼女の打つ姿を見ていると、キジマセンパイのことを思い出しました。
もうセンパイとお会いすることはないと思うのでお礼を言うこともできないのですが、こうやって次世代の中学生に教えることでセンパイへの恩返しに少しはなるでしょうか?!
でも、義務的にやっているという感じはまったくなくて、中学生がひたむきにテニスに打ち込む姿を少しですが応援することができるのは、すごくやりがいがあるし私も楽しませてもらっています。
中学から十何年間は、大学を出てからは働きながらでしたがずっとテニスに打ち込んできました。
それもキジマセンパイやいろんな方々あってこそだったと、今更ながら感謝の気持ちでいっぱいです。
私自身は感謝されたいとは全く思いませんが、今教えている中学生たちもそういったことに気づいて、もし機会があったらどんな形でも、テニス以外のことでもよいので次世代につないでいってくれたらいいなと思います。