前回の記事でファビュラスの超低音(左側の1~3あたり)でバリバリという異音が発生した場合の対処について記しましたが、HOHNERの楽器での同じ現象に関しても記しておきたいと思います。

前回の記事の通り、HOHNERの楽器の場合、6番吸いと、2番あたりの低音に起こりやすいように思います。(私が確認している機種はSuper64シリーズとクロモニカ280ですが、CXシリーズなど他機種でも可能性はあるかと思います)
私が今まで経験した中では、特に6番吸いが多かったです。(他教室ではまた違うかも??)
現象の起こる楽器をお持ちの場合、カバーを外した状態で6番を吸っていただくと、本来動かないはずの、吹き音側のバルブ(6番吹きのリードと対になっているバルブ)が動いてしまっているのが確認できるかと思います。
(ここでバルブの動きが確認できない場合は、ごく小さなゴミや、リードとリードプレートが触れているなど別の原因かもしれません。)

現象を直すには、HONERのバルブ交換セットの21か22と記されたバルブを使います。画像右側の2つ並んだバルブのうち、下の方が21のバルブになります。上の方は20で、少し素材が違います。

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そして、この21,22のバルブを本来6番穴に付いていたバルブと同じ長さに切りそろえます。このとき、バルブの上下2枚は同じ長さのままにします。
下の画像は、左が本来の6番穴についているもの、右は21のバルブそのままの長さのもの、中央は左のものと同じ長さに切ったものです。

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あとは、これをいつものように6番吹き側にセットして終わりです。
再現性が出なくなったことを確認してから、カバーを閉じます。

中には、おそらく検品段階ですでにこの処置が施されているハーモニカもあるようです。その場合、ご自身で交換される場合は同じようにしておく必要があるかと思いますので、交換前のバルブをご確認いただくことをおすすめします。