トレモロ奏法と定説(追記あり)

舌を高速で左右または上下させながら演奏する「トレモロ(マンドリン)奏法」ですが、巻き舌のようにルルルルル・・・と舌を動かす「フラッタータンギング」が達者にできる人は、舌を左右に動かす方のトレモロ奏法がすぐにはできないという”定説”があるらしいです。
どうしても舌を左右に高速で動かすことができないので徳永先生に相談すると、そのようにおっしゃっていました。そう、私はフラッタータンギングが達者にできるタイプです、、。(稀に両方すぐにできるという例外もあるのかもしれませんが。)
そして、「そんなんできんでもいいやん、それを練習するくらいやったら別のこと練習した方がいい」とのこと。言われてみるとそんな気もしてきました。
あと、左右にはできなくても、上下に動かすことでトレモロ奏法を行うという手もあるようですが、やはり唇に近いところで動かす左右バージョンの方がきれいな気が個人的にはしました。
上下バージョンは口の中の少し奥でするそうでやってみましたが、これなら練習すればそこそこできるようにはなりそうでした(でも、左右の方がきれいだ、、)。
 というわけで、先生のおっしゃるように他のことに練習時間を費やすことにして、左右バージョンはあきらめました。
生徒さんに依頼された音源にトレモロ奏法の箇所があるのですが、プラグインエフェクトにトレモロがあったのでそれを使ってみるとめちゃくちゃキレイにかかりました(笑)。 
この、インチキトレモロ奏法?!、また近いうちにこちらでも紹介したいと思います。
以上、トレモロ奏法と定説について、でした。

追記)舌を左右に動かすタイプのトレモロ奏法がすぐにできなくても、時間をかけてできるようになったという事例はあるそうです。また、速度は速ければよいというものでもなく、適度な速さ、客観的に聴いて心地よい速さというものがあるそうです。Facebookの方にある講師の方がコメントくださったので追記しておきます。