真空管アンプとスピーカ
2週間ほど前の話なのですが、わりとご近所で大学時代からの友人Iちゃん宅へ伺いました。
奥さんとも同じ頃から何度か一緒に遊んだりした仲だったのですが、今回ようやくお宅訪問が実現しました!また、Iちゃんは私の紹介ということで、某Mギター教室の生徒さんでもあります(笑)。
子連れで訪問し、お宅のSちゃんと娘は2つの年齢差も気にならないようで、すぐに打ち解けて遊んでくれました。
そして大人たちは目的の音楽鑑賞。Iちゃん宅には真空管アンプ(左上画像)があり、いくつかCDを持参させてもらって聴き比べをしました。
持参したCDリスト(右画像)
中島みゆき『私の声が聞こえますか』 『歌旅』『I Love You答えてくれ』、徳永延生『Velas』、森本昌彦『All Or Nothing』
あと、Iちゃん所有の、Bill EvansとToots Thielemansの『Affinity』なども聴かせてもらいました。
スピーカは、下の画像の「ortofon concorde 205」を今は使っていないので、ということでお借りしてきたのですが、お宅にあったのはこのモデルの二回りほど大きなタイプのものでした。(ネットで調べた感じでは、305だったのかな?!)
実は、彼には以前別のモデルのものをかなり安価で譲っていただいて愛用しているのですが、それが優等生でやや硬い印象なのと違い、今回のものはソフトといいますかシルキーな印象。ハーモニカで言うとファビュラスみたいな感じでしょうか?!
5枚中3枚がみゆきさんの音源ではありますが、ファンの方にはおわかりいただけると思いますが、かなり性格の違うものを用意しているはずです。(超初期、ライブレコーディング、近年のソフトロック路線。どうですか??)
あとは、ギター某氏(って、思いっきり名前書いてますが…)のロックなものと、徳永先生の最新アルバムです。
真空管アンプのあるIちゃん宅の環境で、そしてあくまで個人的な感想になりますが、最初に感じたのはレコーディング環境がものすごく反映される(よく聞こえる)ということ。空間の感じがすごくよく伝わるのです。
そして、ギターならエレキより断然アコギの方がこの環境には合っているように感じました。また、ミックス、マスタリングの具合いもよく聞こえるし、DTMが趣味の私にはとても勉強になります。
ロック系の音源については、もっと合う環境があるのかも?!と思ったのですが、みゆきさんの『私の声が聞こえますか』 (初期のアルバム)はアコースティック中心のシンプルな構成のためか、すごく合っていると感じました(今まで何度も聴いている「時代」ですが、あまりのすばらしさにうるっときそうになったくらい、、)。
帰宅してIちゃんからお借りしてきたスピーカをセッティングして聴いてみましたが、真空管アンプではないのでやはり空間の感じはIちゃん宅ほど出ないことと、小型なので低音域が大型のものに比べるとやや弱い印象でしたが、持ち前のシルキーな感じは健在です。
Iちゃんには、もし気に入ったら譲るよ〜と言われているのですが、まだしばらく決められない感じです。あと数ヶ月貸してください〜〜。
ご注意)あくまで個人の感想ですので予めご了承ください。また、購入をご検討の方はご自身で判断してくださいますようお願い申し上げます。