IMG_0513先日の、のんさんとのハーモニカ女子会でのことです。
のんさん所有のホーナー社製シルバーコンチェルト、そして私が持っているスズキ楽器製ファビュラス12穴、16穴いずれもクロス配列(ロングストローク)の3機種を、二人で吹き比べしました。(画像手前がシルバーコンチェルト)

密かに、80万円もするシルバーコンチェルトとはいったいどんなもの?!ととても気になっていたのですが、さすがに気軽に吹かせて!とは言い出せず(笑)。
今回、お互いの楽器を吹き比べようということになり、はじめて吹かせていただきました。

それぞれの価格は、シルバーコンチェルトが前述の通り80万円、ファビュラス12穴は16万5千円、同16穴は18万円です(いずれも税抜き価格、2014年8月現在)。いずれもクロマチック・ハーモニカとしては高級機種ですが、その差は大きいです。

シルバーコンチェルトをはじめて吹いた感想としては、ホーナーの楽器としては気密性が高いと感じました。たぶん、個体差もあまりないのかなと思います(これは予想)。
音色はキラキラした感じで、そして大きい音が出るようです。ただ、パッカー奏法の私が吹くとちょっと金属の感じが強調されてしまうようにも感じました。のんさんがタングブロック奏法で吹くと、金属の感じが薄まり音色の美しさが映えます。普段マイクを使い、ホーナーの64シリーズなどでもリードが無理なく鳴ってくれる7,8割くらいの音量を心がけている私としては、そこまで大きな音が鳴る必要性もそんなに感じません。逆に、生音重視のクラシック系の奏者には、無理なく大きな音が出てくれるということはとても重要なのかなと思います。
あと、何気なく3度の重音を吹いてみて発見!!シルバーコンチェルトのキラキラした音色がより映えてとても美しく響くのです。
タングブロック奏法の方でこの楽器を愛用している方が多い理由がわかった気がしました。

一方、ファビュラスはキラキラした感じとは違い、シルクでくるんだような音色。パッカーで吹くと金属の感じが全面に出ることなく心地よいです。太く、上品な音色というのが特長なのではないかと思います。
タングブロックで吹くとさらに丸みを帯びる感じになるのですが、あとは好みの問題かなという気がします。
ファビュラスの、気密性とスライドレバーの操作性はすばらしいです。特に前者において、それゆえに遊びがないという印象を受ける場合もあるかも?!しれません。ただ、現在の私は、舌を使って口の中で微妙に変化させる空気への圧力(なんと表現していいのか悩みますが…)を、できるだけリードへ直接伝えたいので、気密性は高ければ高い方がありがたいです。

以上、吹き比べた感想を記してみました。
はじめて80万円の楽器を吹かせてもらってドキドキでしたが、とても貴重な体験ができました!

ご注意
あくまで個人の意見ですので、購入を検討されている方はご自身で判断なさってください。また、楽器というのは愛好家にとっては自分の分身のようなものです。特にハーモニカはコンディションだけでなく性質上衛生面の心配もあり、気軽に試奏をお願いすることは難しいと思われます。愛好家同士のマナーをお守りくださいますようお願いいたします。

のんさんも、ブログにこのときのことを記事にされています。該当記事は⇒こちら