IMG_0498突然ですが、みなさんはバルブを消耗品だと思っておられますか?
基本的に消耗品だと私は思っていますし、冬場にいわゆる「う~んぷ現象」(主に吹き音が、バルブの結露により詰まった感じになって出にくくなる現象)が何度も起こったら交換時と思い、何の疑いも持たずにバルブを新しいものに貼り替えていました。

先日、ファビュラス用のバルブをスズキ楽器さんから購入したのですが、各1枚ずつがセットになった画像(下の白いもの、クリックで拡大)のようなものが送られてきました。
私としては、ホーナー社のバルブセットのように、1種類の長さに対して何十枚も大量に入って小分けされているものを想像していたので、正直、その少なさに驚いてしまいました。これでは、スズキ製品をお使いの生徒さんの分も含めたら、一冬越せるかどうかかなり怪しい状況です。 

スズキ楽器のYさんに電話で問い合わせさせていただいたところ、同社内ではバルブが消耗品であるという概念が全くないとのことで(下記追記あり)、さらに驚いたのでした。Yさんの方もかなり驚いておられた様子で、お互い価値観の違いに驚き合うという状況でした。

Yさんからメールいただいたのですが、消耗品と考えてはいるが、交換頻度と対処の仕方の認識がかなり違う、とのことでした。交換はバルブの反り等によるノイズの発生や汚れた場合に行うとのことでした。私の認識では結露による劣化が起こったら交換、なので、その”消耗”の程度には相当な差があるようです。
Yさんの場合、バルブの交換はリードとだいたい同じくらいの感覚なのでしょうか?!
私の場合は、リードも確かに消耗はすると言えばするけれどその機会はかなり稀なのに対し、一方バルブは特に冬場はう~んぷ現象が起きたら、昔ほどではないけれどたまには起きるので、ライブの時などはバルブセットを持参するくらい身近なもの、という認識です。

「交換をしたところで、また結果(う~んぷ現象)は同じになるのではないですか?」とご質問もいただいたのですが、ホーナーのバルブの場合は交換後現象は改善され、ある程度正しい吹き方(息の入れ方?!)をされている生徒さんの場合当分は交換の必要がなくなるので、その旨お伝えしました。 
その話をT師匠にお伝えしたところ、「バルブが消耗品じゃない?!そんなはずないって!」と電話の向こうでかなり驚いておられる様子でした。 
とりあえず、私のファビュラスと一部のスズキ製品をお使いの生徒さんにもご協力いただきながら、一冬越してみて結果をYさんへご報告するということになりました。

バルブは何度かう~んぷ現象を起こすと劣化するので交換した方が良いと思っていたのですが、バルブの素材の違いによるものなのかとても気になります。来年の春頃には結果がわかるでしょうか?!とても気になります。

(初心者の方の場合、吹き方でう~んぷ現象の起きやすくなっていることがよくあります。それはYさんと私の共通の見解のようです。私の場合吹き方の指導を進めつつ何度か繰り返す場合はバルブを交換するのですが、ここで交換という手段を選ぶか選ばないかに違いがあるようです。また、私は吹き方に問題のない場合でもう~んぷ現象が何度か起きたらバルブの汚れとは関係なく交換するのですが、ここでの対処も違うようです。)

※訂正依頼ではありませんとYさんはおっしゃっていましたが、私の判断で上記赤字箇所を追記しておきました。「消耗」という言葉の程度の違いかとは思うのですが、誤解があってはいけないので追記させていただいた次第です。