(「研修?!旅行2日目【浜松・その1】」のつづき)

タクシーを拾い、鈴木楽器製作所本社へ向かいました。
1車線の道路を隔てて本社ビルと工場が向かい合わせに建っているようでした。離れたところにも工場があるそうです。
会社を訪ねるなんて本当に何年ぶりのことだろうと少し緊張しながらロビー横の会議室へ。
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愛好家の方にはお馴染み?!営業のYさんが迎えてくださいました。そして、簡単に会社紹介などをしていただいたあとはいよいよ工場見学へ!

まずは、マウスピース、カバー、リードプレートなどを作る現場から。重さ200tのプレス機がいろんなところで稼働中でした。最初は音にびっくり!!品質や安全対策の説明も聞きつつ見させていただきました。
そのあと、リードをつけるところや調律、最後のチェックまで、本当にすみずみまで見学させてくださいました。
その中でも、マウスピースの穴開けと磨き上げは特にこだわりを感じたことの1つでした。
穴を開けた後に縁を削る際、一方向でなく角度を変えて削り、縁のカーブが緩やかになるよう工夫されていました。また、そのあとの磨きの行程でも職人の方が丁寧にいろんな角度から磨く作業をされている様子をみることができました。
(あとで会議室に戻って、のんさんがお持ちだったリリース直後のグレゴアモデルのマウスピースと今のものを見比べることができましたが、明らかに滑らかさがUPしていました。常に進化し続けている様です!)
最後の手作業による調律には、楽器を分解することなく早く確実にリードを削ることのできるよう手製の道具をいくつも使っておられて興味深かったです。
他にも、本当に細かい部分でたくさんのこだわりがあり、ハーモニカ好きの社員さんたちが常に良い製品を目指して作っておられる様子がとてもよくわかりました。
また、国内生産にこだわって機械化を図りつつも人の手でないとできないところは一つ一つ丁寧に手で仕上げられていました。使われている機械もほとんどがグループ会社で開発、制作されていると聞き驚きました。
あと、クロマチックは構造上やはり手間がかかるのだということもよくわかりました。(高いと思ったらばち当たるかも、、?!)

2時間くらいたったでしょうか?!工場見学の後は会議室に戻ってファビュラスの試奏や開発担当の方も加わっての超マニアックなハーモニカ談義も(笑)。
玄関ロビー横の会議室でガンガン試奏。楽器メーカーなんでいいですよ、と言ってくださいました。IT関係勤務で官庁系や学校関係にしか出張に行ったことのなかった私にはありえない光景でした(笑)。
私もファビュラスを吹かせてもらいましたが、価格だけのことはありました。(いや、価格以上かも!)
ここで、今回の目的だったシリウスの新製品、14穴ロングスケール(クロス配列)モデル(S-56C)を購入、その場で試奏もしました。(シリウスについIMG_0722てはまた改めて記事にしたいと思います。)

気づけば工場見学も含めて3時間も滞在していました。お忙しいところ本当にお世話になりました。
お土産に5穴のミニハーモニカもいただき、本社を後にしました。

今回の工場見学は私たち現役講師2名で行きましたが、一般愛好家の方も団体であれば可能とのことでした。(数十名とか大規模ではなくてもよいようなニュアンスでした。詳細は直接スズキ楽器さんへお問い合わせください。) 

お忙しい中工場見学を快諾してくださった営業のYさん、開発担当の方、作業を見学させてくださった社員のみなさまに心より感謝御礼を申し上げます。ありがとうございました。

「株式会社 鈴木楽器製作所」公式サイト⇒こちら