前回の記事のつづきです。(前回の記事は→こちら

もしかしたら、どんなリハビリをしたのか興味をお持ちの方もいらっしゃるかも?!と思ったので、簡単に記してみたいと思います。

私の場合、特に声の出し始めに喉に力みが出ると言いますか、喉をしめるような癖があるようだったので、「は行」の発声で喉をしめずに声を出すというトレーニングをしました。
(おそらく、私のような声帯のトラブルを抱えた患者さんにはほぼみなさんに行っておられるのかな?!という印象でしたが未確認です。)
その前に、毎回深呼吸と椅子に座ったままできるストレッチを合わせて5分ほどでしょうか、行ってからトレーニングに入ります。
私の場合かなり飲み込みが早かったようなので、言語聴覚士の先生からのアドバイスは最小限だったようでした。もう少し飲み込みが遅かった方が、いろいろアドバイスを聞くことができたかもしれません。
なので、私の主観も入るのですが、「は行」の発音の時、なるべく肩は脱力、あと舌根も楽にしておくことがポイントかと思いました。これはハーモニカにも通じると思います。
そして、発声については、それまで私が行っていたよりも特に声の出し始めに息を多めに出すのがコツのようでした。先生に確認すると、「そのとおり!」とのことでした。

「はぁ~~」「ふぅ~~」など「は行」の発音をした後は、は行からはじまる単語や短い文章の練習など。
その日にもよりましたが、そのあと短い唱歌や詩の朗読をすることもありました。そのときも、「は行」のときのようなやわらかい発声を心がけます。

そして、リハビリ2回目だったでしょうか、鍵盤の音に合わせて「い」や「の」の発音で低音から高音まで、出るところまで発声していきます。
「い」「の」は、少し鼻にかけるように発音するのがコツとのことでした。これもハーモニカにも通じるように思います。
生徒さんの状況によりますが、私も「少し鼻にかけるようなー実際にはかけないとは思うけど、、ーイメージで」や、「鼻から後頭部を経由するような感じで」とアドバイスさせていただくことがあります。
「い」「の」で高い音、中間の音、低い音をそれぞれなるべく長く発声してタイムを計測します。
最初はいずれも10秒を切ってしまっていたのですが、いちばんよいときで高い音が30秒を超えることもありました。
無理のない範囲で、ときどき鍵盤など使って音を取って発声練習するとよいですよ、とアドバイスいただきました。ハーモニカで音を取ってもよさそうです。

客観的にはほとんどわからない程度だとは思いますが、私の中ではこのリハビリで話し方、特に発声しはじめがかなり変わって声が柔らかい感じになり、発声もずいぶん楽になりました。
声が出にくいなどの症状でお困りの方は、一度音声治療を受けることのできる耳鼻咽喉科医院や総合病院を受診されてもよいかもしれません。
ただし、私の場合、1回の通院で初診は1万円超え(大病院だったので紹介状がないと手数料3,150円必要)、そして2回目以降も耳鼻科の受診とリハビリで5,000円ちょっとしました。(保険適用)
すでに出費は3万円ほどに、、。
初回の1万円超えはさすがに驚き、下手な怪談話よりよほど恐ろしかったです(苦笑)。でも、おかげで声も出るようになったのでよしとしましょう。

以上、音声リハビリのご報告でした。