「ドレミ」か「タタタ」か?

演奏しているときそのサウンドが頭でもなっているか、という記事を以前書いたと思います。
頭の中での歌い方(頭の中での鳴らし方)ですが、「ドレミ」や「タタタ(もしくはフフフなど音の高さがわかるように)」、そして、「ドレミ」でも調に関係なくドの位置が固定されている「固定ド」と調によってドの位置が変化する「移動ド」もあるかと思います。
(「ドレミ」の場合、クロマチック愛好家の方はC調の楽器でどの調も吹いておられる方が多いと思うので、「固定ド」が多数派かな?!と思います。)

私は長年固定ドでの「ドレミ」で歌っているのですが、以前ジャズ教室に通っていたときに、「ドレミ」で歌うと音程感(音の高さの違いの感覚)がやしなわれにくいと指摘されたことがありました。確かに、それは少し心当たりのあることでもありました。
ただ、「ドレミ」(固定ド)で歌うことによって、動き(穴番号)と音名がマッチングしやすいという利点はあると思いますし、特に大人になってからクロマチック・ハーモニカをはじめられる方には馴染みやすいように思うのですがどうでしょう?

当教室では基本的に移動ドはもともとの方を除いてはクロマチック・ハーモニカの特性上(C調の楽器で全調を演奏する場合)あまりお勧めはしておらず、固定ドでの「ドレミ」か「タタタ」かは、ぞれぞれの長所と短所をご説明した上でご本人に決めていただいています。
以前通っていたジャズ教室では、アドリブをするなら「タタタ」がお勧めだったようですが、かの有名なジャズクロマチックの大先生も固定ドでの「ドレミ」だとお聞きしたので、「ドレミ」でもよいのではないかな?!と思っています。(以前直接お聞きしたのと、かなり昔ブログにも書いていらしたと思うのですが、今現在どうされているかは未確認です。)

あと、テキストのスケール練習2以降に進まれる生徒さんには、譜面を普通に読むか、C調の譜面に度数(移動ドを数字化したもの)を記入してそれを読んで12キー全てを演奏するかを選んでいただいています。この場合、他の調の譜面は使用しません。
(例 G調の場合 ソ:1、ラ:2、シ:3・・・ ※穴番号は卒業できていることが条件)
後者は茨の道ですが、各調における度数が覚えられるのでアドリブに興味のある方にはよい練習だそうです。複数のジャズ奏者の方からお聞きして私も実践していますが、慣れるまでかなりたいへんなのでアドリブに興味のない方には苦痛以外の何モノでもないかもしれないです。

いずれにせよ、その生徒さんに合ったわかりやすい説明でちゃんとご理解いただいた上で、生徒さんご自身で選んで練習を進めていただけるように、日々心がけてレッスンをしています。

注) レッスンに通われている方は、先生のご指導の下で練習に励んでください。独学の方におかれましても、あくまで参考とし、ご自身にあった方法で練習を進めてくださいますよう、お願いいたします。