先日のピアノ発表会でゲスト出演させていただいたときの演奏を聴いてくださった方が、クロマチック・ハーモニカに興味を持ってくださって体験レッスンを受講してくださいました。
小さいお子さんがいらしてフルタイムで働いてもおられるようで、すぐに定期受講することは難しいとのことでしたが、1コマという短い時間ながら楽しんでいただくことができたようでした。
クロマチック・ハーモニカは、大きな管楽器に比べればすぐに音は出る方なのかも?!しれませんが、たいていの方が予想されるより最初は音が出にくいのではないかと思います。
基本的に体験レッスンはすでに楽器をお持ちの方限定で、継続受講をご検討の方のためのものと位置づけています。はじめての方の場合予想されているより音は出ないかもしれず、1コマでどこまで体験していただけるかはわからないということなどを、お問い合わせいただいた時点で詳しく説明させていただきました。
「ライブで聴いていただいた、のんさんや私のような音色を出すには少なくとも数年かかると思います。」ともお伝えしたので、たぶん断ってこられるかなぁと思っていたのですが、それでもかまわないとのことで受講されました。
幸いその方は幼少の頃から長年ピアノをされていたようで飲み込みが早く、人によってはすぐにできない場合もある「タコの口」も、改善すべき点はあるもののすぐにでき、単音で「ふるさと」を演奏することができました。
なので、ベンドやビブラートなどの奏法も、できる範囲内で体験していただきました。
(ビブラートはほぼ音色を聴き比べていただくのみでしたが、ベンドは20セントほどその場で下げることができておられました。)

ご了承はいただいていたものの、私が予想していたよりは「体験」をしていただくことができてホッとしました。
どの楽器にも言えることだとは思いますが、音色は長い時間かけて育てていくものだと思います。今回の体験レッスンで興味を持っていただき、いつかお子さんが成長されて落ち着かれたら、どこかで是非愛好家の仲間入りをしてほしいものです。
今回、お問い合わせ時点での返信メール、そして体験レッスン内で、できる限り「音色をじっくり育てていくことの面白さ」をお伝えしたつもりでした。
私自身も、その過程でその面白さを再認識することができました。
また、ライブを聴いてレッスンを受けに来ていただけたことは、演奏者として素直にうれしかったです。ありがとうございました!