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先日、「司令塔は丹田」という記事を書きましたが、気持ちよく吸い音を出すためには肋骨の広がりが欠かせないように思っています。
肋骨の中に風船があるように意識して、吸いのときにそれがプワ~~っと気持ちよく膨らんでいく様子をイメージしていただけるとよいかと思います。
(専門的なことはわからないので詳細は不明ですが、その「風船」が横隔膜なのかと思います。)

少し余談になりますが、東京で田中光栄先生にお会いしたときにこの話をすると、光栄先生が肋骨を怪我されたとき、治りかけのころに吸いのベンドをかけると痛みを感じたということを話しておられました。普通に吸ったり吹いたりのときは問題のない状態だったそうです。
たしかに、試してみると、普通に吸うときは「プワ~~」っとおだやかに気持ちよく肋骨が外へ外へ広がる感じでしたが、ちょっと強めの吸いベンドのときは「クッ」と少し抵抗と言いますか、力を加えるような感覚でした。
ベンドのときの肋骨の動きというのは考えたことがなかったのでとても新鮮で勉強になりました。

「肋骨を広げる」という感覚はある程度経験を積まないとピンと来ない表現かもしれませんが、ある程度経験を積まれている生徒さんには有効な場合も実際にありました。
吸いがしんどい場合はまず肩をリラックスさせて、可能であれば気持ちよく肋骨を広げるというのを意識してみられてもいいかもしれません。(焦らず、あくまでご自身に合ったペースで進めてください。)

※あくまで私個人の意見ですので、教室に通われている方は先生のご指導のもと練習に励んでください。独学の方はご自身で判断の上、練習は無理のないようにお願いします。