AUDIX FireBallを使ってみた

130514_2001~001すでにご存知の方には今更という感じなのかもしれませんが、AUDIXのハーモニカ専用マイク「FireBall」(画像右)を使ってみました。 
画像左のSHURE BETA58Aに比べるととてもコンパクトで、BATA58Aが278gあるのに対してFireBallは127.5gと軽量。
とても持ちやすかったです。

同じ曲を同じ環境で録音して聴き比べてみましたが、ざっと聴いた感じでは違いはほとんどわかりませんでした。
ただ、イフェクトをかけず伴奏の音も消してよ~く聴いてみると、 FireBallの方が特に6、7番あたりの音のエッジがキツいと言いますか、BATA58Aの方がまろやかな感じがしました。
(音源をUPしようかとも思ったのですが、圧縮音源にするとちゃんと伝わらないと思ったのでやめておきます。気になる方は同じ環境で聴き比べてみてください。 あと、あくまで個人の感想ですので、好みもありますし感じ方は人によって違うかもしれません。)
私個人としては、ちゃんと録音したいときはやはりBATA58Aを使うと思います。

しかしながら、音の違いはわずかだと思いますし、とてもコンパクトで軽量であるという利点は大きいと思います。
BATA58Aはまだ持ちにくいという小学校高学年の生徒さんに試してもらいましたが、FireBallの方は問題なく持って吹くことができていました。違和感もほとんどなかったそうです。

また、障がいにより握力の弱い方や関節の曲がりにくい方も数名いらっしゃるので、状況にもよるかと思いますが、その方々にも「ハンドマイク」の選択肢を加えることができるかもしれません。
ハンディのおありの方にとって、少しでも選択肢が増えるというのは喜びなのではないかと推察します。
(例えば、レストランに入ってメニューを見たとき、たくさんの中から選ぶことができるのはやはりうれしいですよね。私は消化器系が昔から弱く、口にすることのできないものが多々あります。実際にそれを選ぶかは別として、食べられるものを選ぶ、ではなく、食べたいものを選びたいといつも思います。)
スタジオに持参していろんな方に試してもらおうと思います。