セルフチェック
当教室に、病気療養中のためレッスンに通うことができず、元気なときにご自宅で練習をされている方がいらっしゃいます。
「変な癖がついていないか心配」とのことだったので、ご自宅でできるセルフチェックの方法を記したいと思います。
1.ときどき姿見などの大き目の鏡を見て吹いてみる。
→首が振れたりしていないか、ローリングが正しくできているか、唇や頬がやたら緊張していないかなど確認。
2.吹き吸いのときに口の中が変化していないか観察する。
→目視はできないと思うので、感覚で。目視で頬がぺこぺこする場合、頬に緊張のない状態で風圧?!で動くのはOKと思いますが、頬の力で吹き吸いをしている状態はNGです。
3.録音して客観的に自分の音を聴いてみる。
→最近はハンディレコーダも高品質なので、利用するとよいと思います。音質の悪いものはあまりおすすめできません。吹き吸いで音色やピッチが変わっていないか、リズムがメトロノームや伴奏と合っていて甘くなっていないかなど。
レッスンに通って客観的にチェックしアドバイスもらえるのがいちばんなのかもしれませんが、ちょっとした工夫でより有意義な練習はできると思います。
レッスンに通っておられる方でも、アドバイスさせていただいたことを忘れてしまっておられる方がけっこういらっしゃいます。
特にフォーム等の基本事項は、チェック項目として紙に書き出すなどして常に見えるところに置き、確認しながら練習を進めるなど工夫してみてください。
(レッスンのときにメモは取っておられても、そのときの譜面に書かれたりするようで、その課題が終わると見なくなって忘れる、という状況があるようなので…。)
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話はそれますが、私がDAWに興味を持ち始めたのは、客観的に自分の音を聴くため安価なMTR(レコーディングの機材)を購入したことがきっかけでした。
当時はパソコンではなく独立した機材でした。(もちろん、今もパワーアップして健在)
録っては聴き…を繰り返し、リズムの甘さや音色などを毎日のように確認していました。
今はDAWソフトやオーディオIF等の機材も手の届くくらいになり、プロのような本格的な編集も可能となりました(あとは知識と技術ですがww)。
楽しくて仕方ないです(笑)。
注) レッスンに通われている方は、先生のご指導の下で練習に励んでください。独学の方におかれましても、あくまで参考とし、ご自身にあった方法で練習を進めてくださいますよう、お願いいたします。